トリハロメタンとは?~塩素と反応してできる化学物質の正体は~
2020.09.18
私たちの飲む水道水のもとの水は、川や湖、地下水からとったものです。
まず、木の葉や砂などの大きなゴミをとり、塩素を少し入れてアンモニアなどをなくします。
次に、溶かした鉄を入れて、濁りや藻などをふわふわしたかたまりにして、沈めて取り除きます。
それでも取り切れない少しの濁りを砂でこしとり、最後に塩素を入れて消毒します。
このような方法で、濁りや汚れを取っていきますが、
水に溶けているカビ臭いにおいや、千座右や農薬などは十分に取れません。
また、問題となっているのは、いろいろな汚れと塩素がくっついて
「トリハロメタン」をはじめ発がん性のある物質もできてしまいます。
このように、トリハロメタンなどの化学物質は
有害物質とされているクロロホルムとその仲間のもので
人間のからだにとってよくない影響がありますから
日本では、水道水のなかのクロロホルムを60ppb以下
トリハロメタンの合計を100ppb以下とすることになっています。
なお、浄水場から家庭までの距離が比較的短いヨーロッパでは
塩素で消毒をせずに、オゾンで消毒をしている国もあります。
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