排水はどうやってきれいにしているのでしょうか?
2020.08.20
排水をきれいにする場所は、多くの皆さんがご存知の下水処理施設です。
広い地域の排水を集めてきて、汚れを細菌に分解させ、キレイにするところです。
最近では、排水からチッソやリンを除く方法(高度排水処理といいます)も
使われるようになっています。
下水道の普及を見ると
世界ではアメリカやヨーロッパなど多くの国で、ほとんどの人が下水道を使っているようです。
ちなみに日本では、2014年度末に下水道を使えるところに住んでいる人は
約77%でした。また、農業集落排水施設などを使っている人は約2.8%となっているようです。
この他には、水洗トイレだけでなく
家庭から出るすべての排水をきれいにする「合併浄化槽」という装置を使っている人が
約8.9%。残りの約11%は、台所やふろの雑排水は、そのまま流していることが
データによって分かっています。
視点を変えると、3人家族が下水道を使えるようにするためには
およそ450万円もの税金が必要なのだそうです。
大きな費用がかかることが分かりますね。
なお、下水道が普及した地域では、トイレや台所、その他からの下水管を
3年以内にすべて下水道につなげることが求められてもいます。
この下水処理の料金は、水道の料金と合わせて支払うことになっていますので
水の使用量を減らすと、水道料金と下水道料金の両方が下がる仕組みです。
なるべく無駄な水の使いかたはせずに、大切に使いたいものです。
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