排水トラップは定期的な点検をしましょう!
2020.06.19
給排水はニオイの発生しやすい箇所です。
適切な対処がされているか、いないかで、大きく異なりますので
定期的に点検するのがおすすめです。
なかでも、とらっぷは排水管の途中に貯めた水を作ります。
それを「封水」といいますが、排水管からの臭気が上がってこないようにしたり
外部から害虫やネズミが侵入しないように防ぐ装置です。
トラップに水がなくなってしまうと、封水は破れてしまいます。
封水は破れるとその効果が低下したり、無くなってしまいます。
その原因には、次のようなものがあります。
①自己サイホン作用
洗面器の水を一気に流した時など、トラップ内の水が排水管側に引っ張られて
封水が敗れる現象です。
②跳ね出し作用(吸い込み作用)
上の階から大量の水が排出された時など、排水管の空気圧が部分的に高くなります。
そうしたときに、洗面器側へ水が跳ね出てしまい、封水が破られてしまう現象です。
③蒸発作用
長いあいだ器具を使用していないと、封水が蒸発してしまう現象です。
④毛管現象作用
トラップにひっかかった毛髪や糸くずなどが水を吸い上げて、徐々に封水が破られる現象です。
広島県広島市の「株式会社タツ工業」は
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